トラウマな本達【マインドマップ1年生!】
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 本をあれこれ手に取っていて、突然脈絡も無くふと思い出してしまいました。小学生時代に読んで、自分のトラウマになっている本の存在を・・・。誰しも1冊や2冊は、トラウマになっている本があるんじゃないかなあ?と思うのですがどうでしょうか。
 思い出しついでなのでちょっと語ってみる事にします。トラウマ昇華・・・にはならないだろうな~。幼い頃のインパクトは絶大なのです。

だれかを好きになった日に読む本
偕成社 [編集] 現代児童文学研究会
ASIN:4035390100 /単行本/190頁
発売日:1990-06
ランキング&評価:---位 4.0
価格:¥ 1,260 [2007-04-18 Amache]

 まず1冊目。これは「きょうはこの本読みたいな」シリーズ(1冊に複数の作者による短編が数編収録されている)全8巻の中の1冊です。小学校の時の学級文庫あり、全部読んだはずなのですが覚えているのはこの1冊のみ、かつこの本に収録されている2編のみしか覚えていません。そしてその2編が強烈なトラウマに・・・。
 調べたらトラウマ仲間が一杯いたのであっさりタイトルも作者も判明。川島誠・著「電話がなっている」、那須正幹・著「The End of the World」。この2編です。正直「誰かを好きになった時に読んじゃいけない話」としか思えない(笑)
 でも後者の方はまだマシかなあ・・・。終わり方が少しだけ前向きだから(でも向かってる方向は絶望でしかないのだけれど)。そして前者。この話の怖さは半端ないです。”電話が鳴っている トラウマ”で検索かけたらわらわら引っ掛かるのがその証拠。死の恐怖と性の汚れた部分とが嫌らしい具合に融合されていて、後味最悪!素晴らしいトラウマ文学です。

おとうさんがいっぱい
理論社 [著] 三田村 信行, [著] 佐々木 マキ
ASIN:4652005148 /単行本/206頁
発売日:2003-02
ランキング&評価:---位 4.5
価格:¥ 1,260 [2007-04-18 Amache]

 そして2冊目。実際家にあったのは文庫版の方だったのですが・・・ぎゃー!表紙はこれと同じだったー!見た瞬間にこみ上げる軽い吐き気!凄い、見事なまでにトラウマが体に染み付いている・・・。
 これも短編が数編入っている本なのですが、こちらは1冊丸々トラウマです。唯一「かべは知っていた」だけ少し救いがあるかな?この話だけ唯一主人公が未来に向かって歩いているので。しかし残りは主人公の存在全否定で救いの欠片もない終わり方!しかもその主人公というのが自分と同年代の少年という事が、恐怖をさらにあおっていました。
 「もしも自分の身にこんなことが起こったらどうしよう!」ありえない事では有るけれど、そう思ってしまって仕方がありませんでした。ある日突然、家族が自分の事を忘れてしまったら?自分の存在が認識されなくなってしまったら・・・?
 家族という括りが世界の全域を締めているであろう子供時代だからこそ、その家族の括りから自分が追い出される、という事に殊更恐怖を覚えたのだろうなあと今にして思います。

 しかしこうして挙げてみると、トラウマであると同時に、やはり思い出の本でもあるのだなあと再認識しました。今一度読み返したいな~図書館にあるかなあ?
 どちらも大人になってから呼んでも相当気味の悪い本なので、興味のある人にはオススメです。そして子供に是非読ませてトラウマを植えつけてやって頂きたいと(笑)





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