本の感想【マインドマップ1年生!】
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





151212.jpeg

すごい手抜き」、著者の佐々木さんから直々に頂きました。
帯裏には「完璧主義はほんとうに正しいのか?」というフレーズが…。

自分自身、「悪い意味での完璧主義だ」という自覚はあるので、ドキドキしながら読みました。
結果、自分自身のことを言われてるとしか思えない内容で、グサグサグサグサとダメージを受けました。
完璧主義であることに自覚がある、そしてそれを重荷に感じている人には、特にオススメしたい一冊です。

「完璧主義」という便利な言い訳


一部を簡単に引用すると、

「自分は仕事が遅い、と思いたくないので、自分は完璧主義なのだと思い込んでいる」
「やらずにいる不安が、やらないでいるうちに解消されることはない」
「計画を立てている間中は、原稿は白紙のまま」
「完璧主義思考の強い人は、いつも自分の不完全さに悩んで、人に向かって言い訳し、自分の不完全さをアピールしている」 


などなど、この引用だけでもダメージ大です。

本当に完璧主義な人はごくごく稀であり、大抵の人は完璧主義を言い訳に使ってるだけなのだなあと感じずにはいられません。
そしてそうと分かってるのに、完璧主義だと思うことを止められない、麻薬っぽさがある言い訳なのがまた怖いところです。

本書では、完璧主義がいかにダメなことか、ということを書いているわけではありません。
ざっくり言うと、完璧主義であることって息苦しいよね、じゃあ手抜きすることも受け入れてみようよ、という内容になっています。
そして、どう「手抜き思考」を受け入れていくか?という具体的な考え方の変え方も書かれており、実践的です。

完璧主義な人は世界に対しても基準が厳しい


本のタイトルには「仕事術」と入っていますが、決して仕事だけに留まる話ではないと感じました。

「完璧主義な人は世界に対しても基準が厳しいため、普通の人よりも不快な世界に住んでいる」
「完璧主義のハードルを低くすれば、自分及び世界に満足できる点が一気に増える」


という文章もあるのですが、これはまさに近年よく見られる揉め事の原因だと思います。
自分が理想とする完璧な世界にコレは許されない、と、些細なことでもすぐに不快不快と叫ぶ人、ネットだと特に顕著に見受けられますが、これは「完璧主義なため、世界に対しても基準が厳しい」結果の行動だろうなと思うのです。

完璧主義を止めれば、揉め事の数は格段に減るのかもしれません。
少なくとも、自分自身が不快になる回数はぐっと減るはずです。

手抜きでゆるく、自分も周りの人も幸せに生きる


「完璧というのは、普通に幸せに生きようという人が目指すべき目標ではない」という一文もありました。

完璧であるから幸せになる、という保証はどこにもありません。
しかも、完璧主義な人は真っ先に、自分自身の時間を犠牲にしてしまうそうです。
「自分→肉親→家族→親友→友達→知人→他人」の順で犠牲にしていくと。

いざとなったら頼れる存在を優先的に犠牲にし、まるで嫌いな人(会社や仕事)のことほど大事にしている、という指摘に、ウッと唸りました。

身近な人ほど犠牲にしやすい、というのはあるんでしょうね。甘えやすいので。
その結果、頼れる存在から疎遠にされたり、共倒れしたりしたらば、そりゃあ双方幸せになれるわけがありません。

大事にする順番を逆にする、それだけでも正しい手抜きの近道になる、と本書では書かれています。

完璧主義を止め、自分だけでなく、周りの人も幸せに、ゆるく手抜きしながら生きられるようになればいいなと感じました。
いきなり完璧主義をやめることはできなくても、少しずつ手抜き思考を取り入れていけば、自然と手抜きできるようになる、と本書でも書かれているので、のんびりと焦らず、手抜きできるように考えを変えていきたいなと思っています。



イベントのお知らせ


2015年12月19日(土)に、「すごい手抜き」著者の佐々木さんが開催する「ライフハック@」というイベントにて、ゲストとしてお話させていただきます。
懇親会もあるので、ご興味のある方は是非どうぞ!
スポンサーサイト





120802


「プロカウンセラーの 聞く技術 話す技術」を読了。
こちらの本は、マルコ社様からご献本いただきました。ありがとうございます!

私も「聞く、話す」どちらともにおいて、苦手意識が未だにあります。
そんな私にとって、とてもヒントが満載な本でした。
上の画像は、読書メモマインドマップです。

「沈黙に耐えられない人は、話を聞くのが下手」

相手がしゃべっているのに途中で口を挟んでしまったり、
少しでも沈黙が続くと、その間に耐え切れず自分から話を進めてしまうような人は、
話を聞くのが下手だと言えます。

私はまさにこの「沈黙に耐えられない人」…。

参考エントリ→沈黙への恐怖心がありませんか?

さて別の項目に「尋問口調にならない」ともあったのですが、
はたと気付いたのは、
「沈黙に耐えられない→何かを話そうとしてしまう→焦りから尋問口調になる」
ということをしてしまっているのかもしれない、ということ。

聞き上手のためには、まずはこのあたりを要改善!ですね。

「アドバイスしたがる人は、相談者から嫌われる」

「アドバイスして相手を助けてあげよう」と思うことはいいことだ!
と思いがちではありますが、
本書では一貫して「アドバイスはNG」だと書かれています。

特に「うっ」と思ったのが以下の内容。

アドバイスには、「あなたのここがダメだから、そこを直しなさい!」といった
現状を否定する要素が必ず含まれています。

アドバイスをするような人は、アドバイスによって相談者が直面している事態が好転することを望んでいるというよりも、
アドバイスをすることによって自らの不安を解消しようとする傾向にあります。

いくらそのアドバイスが正しくても、繊細な人は自分の存在を否定されたのだと感じてしまい、 深く傷ついてしまうことがあります。だからアドバイスはすべきではないのです。
また相談してきた人に対して、安易にアドバイスをするような人は自己満足でしている人がほとんどです。


例えば悪い話の聞き方とアドバイスとして、

・勝手な解釈を行う
・自分のフィルタでストーリーを作り出す
・話をまとめて、すぐに結論を出したがる(話をまとめる時点で、視野が狭い)

なんていうことが挙げられています。

もしもアドバイスを求められたら?

では、相手がアドバイスを求めてきたらどうするか?
というと、
実は本当にアドバイスを求められていることはほぼないのだとか。

「ただ話を聞いてもらいたいだけで、話を聞けば満足する」
のが殆どなのだそうです。

本当はアドバイスなど不要なのに、
話の切り出しとして「意見を聞かせて欲しい」と話し出す、
という部分には「確かにそうかも!」と膝を打つ思いでした。

もしもそれでもアドバイスを相手が求めてきたら、
「アドバイスではなく、情報提供をしましょう」とのこと。

アドバイスとは、「自分が相手を変えたいという動機を持ってすること」
先の引用にもあったように、
「相談者が直面している事態が好転することを望んでいるのではなく、
自らの不安を解消するために行うこと」なのですね。
他者のためのように見えて、実は自分のためにしかなっていないという。

そうなってしまわないために、
「相手は自分で正解を見つけられる存在だ」と信頼し、中立的な情報提供を行う
これが、アドバイスを避けることに繋がり、
結果的に、相手自身が自分で結論を出す助けとなるのですね。



他にも様々、聞き方、そして話し方のコツが読みやすくまとめられた一冊でした。
「話すのが苦手だ」「聞くのが下手だ」と言う人にはオススメです!






120731

本日、私がイラストカットを描きました
「たのしい開発 スタートアップRuby」が発売になりました!

非プログラマな私ですから、本書の想定読者ではありません。
しかしそんな私が読んでも、Rubyのコミュニティやその文化など、
「Rubyに関わる人」という部分について書かれた箇所は
どのChapterも大層面白かったです。

技術を育てるのは「人」

同じ方向を向いた仲間とたのしく開発をするということに植えていた筆者にとって、Rubyistはずっと探し求めていた仲間そのものです。
たのしい開発ができる理想の会社を探したら、そこではRubyが使われていました。そして職場やコミュニティを通して多くのRubyistと出会い、今もたのしい開発を続けています。

-Chapter11 「たのしい開発」の答え より

本書後半では、コミュニティの話や企業へのRuby導入事例などについて書かれ、
そして最後の章で、タイトルにもある「たのしい開発」の答えが書かれています。

その部分を読んで私が感じたことが以下のツイートです。


私はRubyの、プログラミングの世界を全く知りません。
しかし本書を読んでいて思ったのは、
「どんな技術であれど、コミュニティがその技術を育てていくのだ」ということでした。
それはプログラミングに限らず、
私がいる界隈、例えばライフハックであったりマインドマップであったりも同じこと。

「Matz is Nice So We Are Nice」
こんなフレーズがあるそうです。
これは「Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろ氏がいいヤツだから、
我々もいいヤツなんだ」
といういうような意味だとか。

これは、「自分が好きなこの技術が好きな人だから、きっとこの人はいい人だ」
ということにも繋がるのかな、と思いました。

そういう意識が繋がりを産み、コミュニティを成長させ、
結果的に技術を育てていくことになるのでしょうね。

Rubyな人にも、そうでない人にも

この本は、Rubyというプログラミング言語について書かれた本ではありますが、
ひとつの技術の文化と、そこに生まれるコミュニティ、
そしてそれを扱う人の成長について
など、
とても興味深い内容が満載でした。

単純な技術書としてではなく、
読み物として楽しむことが出来る一冊であると思います。

Rubyに限らず、様々なシーンで適応できる部分もとても多く、
今後の私の活動へのヒントをたくさん得ることができました。

これからRubyというものに触れる人はもちろん、
開発をたのしみたい人、コミュニティの活用に興味ある人
などに
オススメしたいです。

今後、長く読み続けられる本になってくれればいいな、と思います。
この本に、挿絵という形で関われて良かったです!





PAGETOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。